第142回例会の報告

2019年6月1日、梅雨の入り前のお天気に恵まれた土曜日、小田原トーストマスターズクラブの第142回例会が小田原市郷土文化会館で開催されました。
例会のテーマは「気持ち新たに。」
役員選挙も行われ、新たな船出の舵取りとなる大事な例会となりました。

I田会長の挨拶は小田原について。
前週の準備スピーチを受けて、小田原の魅力について、会長のおすすめの紹介がありました。

会長おすすめ…「あじさい」「ホタル」「海がめの産卵」

「海がめの産卵」が小田原で見られるなんて知りませんでした。まだまだ知らない小田原の魅力がいっぱいです。

今日のトーストマスターはT田さんが担当しました。選挙の司会も担当され、大忙しの一日でした。ありがとうございます。

今日の言葉は、本日入会ホヤホヤのM野さんから「自分を大切に」
忙しい日々に追われるとつい自分を大切にすることを忘れてしまいます。
人も自分も同じように大切にするスピーチを心がけるようにしましょう。

次にヘルパーの紹介と役割の説明です。
・計時係 M野さん
・集計係 I田さん
・文法係 Y中さん
・えーとカウンター Mさん
・例会レポーター N村さん

続いて準備スピーチのコーナーです。

1番目のスピーチはU井さん。マニュアル「評価とフィードバック」。
タイトルは「これからの日本での鍼灸マッサージ師の活躍の場」。
ご職業として従事しておられる鍼灸の世界の今後について、日本の高齢化、外国人観光客の増加等、具体的な例をあげてのスピーチでした。
病院が高齢者や外国人でパンクしないように、鍼灸マッサージ師さんが橋渡しをし、活躍する。というご自身の職業に誇りが感じられる素敵なスピーチでした。

2番目のスピーチはY中さんの「怒り」です。AC♯2「情報を伝えるための手がかり」です。
「イライラすることはありませんか?」から始まる、パンチの強いスピーチ。ご自身が学ばれた「アンガーマネージメント」の内容をわかりやすくご説明して下さいました。
怒りを抑える、即効性のある対処法は「6秒待つ」この間に怒りのピークはおさまり、怒ることを抑えられるそうです。「怒り」はどんな人でも必ず起こること。怒ったことに後悔は必要ない。最後には「怒りの連鎖を断ち切りましょう!」と元気よく話されたY中さんの笑顔になれるスピーチでした。

3番目のスピーチはI田さんの「Jeanの呪い」です。AC♯4「ドラマチックな話」です。
タイトル「Jeanの呪い」からして、なんかとっても怖そうなスピーチ・・・
男子大学生は貧乏旅行自慢という武勇伝を語りたくなるもの。I田さんお知り合いのジョン君の体験談です。
ジョン君はアジアを制し、次に向かったのはアフリカ、コンゴ共和国。コンゴではフランス語のほかに、現地の言葉のリンガラ語が話されているそうです。村で走っている車は日本の中古車。日本国内で役目を終えた個人車や社用車がこの地で活躍しているそうです。その村ではJeanの呪いで人々が苦しんでいて、ジョン君は村人にJeanの呪いを解いてくれとお願いされるのですが・・・
最後は「えー!?そんな事!?」という笑いのあるオチ!ヒントは「役目を終えた社用車」です。
「バーニラバニラバーニラ 求人 バーニラバニラ高収入!」

続いてテーブルトピックスコーナーです。テーブルトピックスマスターは初めて担当されますT橋さんです。
準備スピーチの内容や今日の言葉を受けてのお題を振っていきます。

・考え方 行動の取り組みでガラッと変わったエピソード Mさん
・グッと堪えたエピソード N村さん
・ドラマチックなエピソード M野さん
・あの時、自分を大切にしていたら・・・または、したから・・・のエピソード S野さん
・梅雨時の対処法 T田さん

次に論評のコーナーです。論評の部の司会はS野さん。
U井さんのスピーチをSI野さんが論評しました。SI野さんは初論評です。
ジェスチャーもまじえて、落ち着いたスピーチがよかった。自分も参考にしたい点があった事等を論評されていました。

Y中さんの準備スピーチについてはS原さんが論評しました。怒りの連鎖を断ち切るという言葉がよかったこと。また、今日の言葉「自分を大切に」につながるスピーチだったこと。わかりにくい話かとおもったが、身近な例えや実例を出し、わかりやすい話だったことなどを評価しました。

I田さんのスピーチについてはU江さんが論評しました。面白いオチがあり、聞く側の気持ちもちゃんと含まれている楽しいスピーチだという論評でした。

ヘルパー報告後はS野さんの総合論評で締めくくりました。

TMODのT田さんより本日の受賞者が発表されました。

今回の受賞者:
ベストスピーカー賞:I田さん
ベスト論評賞:S原さん
ベストテーブルトピックス賞:N村さん

例会後引き続いて、役員選挙も控えていたため、足早に過ぎた第142回例会でしたが、手を抜く事はなくしっかりと実のある濃い例会となりました。

記 :N村