5月30日(土)、小田原トーストマスターズクラブでは、茅ケ崎で活動している
サザンビーチトーストマスターズクラブの会員をお招きし、合同例会を開催いたしました。
会場は、小田原城の敷地内にある郷土文化館会議室です。
1名のトーストマスター応援者と1名のお客様にもいらしていただき、
和気あいあいの例会となりました。
まずは、小田原TMCの会長であるT中の挨拶です。
小田原TMCは、3月に正式なクラブとなりましたが、サザンビーチTMCの皆様に
多大な協力をいただいております。感謝の気持ちとともに、合同例会をきっかけとして、
お互いのクラブでメンバーが行き来できるようになれば良いと願いを込めました。
また、座席を極力、互いのクラブで交互になるよう配置するとともに、
名前とクラブ名を述べる時間をとり、アイスブレーク(氷のように固い雰囲気を
和らげる)にも配慮しました。
さて、教育の部に移り「今日の総合司会」は、サザンビーチTMCで合同例会の
実行委員長を務めるA部さんが担当します。
早速、「英語計測係」という謎の役割が紹介されました。A藤さんとI井さんの担当です。
今回の合同例会は、たっぷりと日本語の学びを深めるため、「英語・外来語禁止」規則の発動です!
固有名詞は使用可ですが、それ以外は極力、日本語への言いかえを行ない、話をすることになります。
例会の最後に、英語・外来語の使用回数が発表されます。果たして、どのようになるのでしょう・・・
ここからは通常の役割となり、「今日の言葉」は、A藤さんから、発表されました。
選択した言葉は例会記録係泣かせの身振りです。片手でガッツポーズをとりながら、
それに相応しい言葉であれば良いという、こちらも合同例会仕様?となりました。
また、例会の運営係として以下の方々に、お手伝いしていただきました。
ご協力ありがとうございます!
計時係:T部さん、集計係:H野さん、文法係・えーと計算係:I村さん、例会記録:O川さん
さて、1つ目の演目は「準備演説」です。本日は4名の話し手が登場します。
最初の話し手は、サザンビーチTMCのK口さん。題名は「祝・合同例会」。
「もっと、小田原TMCの皆さんと仲良くなりたい!」と演説を始めたK口さん。
演説は人間関係作りにも役立つということで、上手な人が使う法則を示しました。
「①自分、②我々、③今」という順番で話を構成すると、伝わりやすいそうです。
この法則を用いて、「もっと仲良くなろう」と会場全体に訴えかける合同例会に
ぴったりの演説でした。
2番目の話し手は、小田原TMCのT田さん。題名は「旅の過程」。
一人旅で沖縄県の八重山諸島にある波照間島(はてるまじま)を訪ねた時の
忘れられない思い出を語りました。きれいな海や風景など情景描写を多用し、
島の魅力を引き出しながら、島での過ごし方を熱弁。
帰りたくなくなるほどの良いところだそうですが、旅はたどり着くまでの過程に価値があり、
旅を人生に置き換え、人生も過程に価値があると結びました。
3番目の話し手は、サザンビーチTMCのS木さん。題名は「好きだけでいいじゃない」。
逗子に住むS木さんは、東京で暮らす人達から都会の素晴らしさを語られた時、
逗子の素晴らしさを思うあまり、都会暮らしに対する反発的な言葉を投げかけてしまったそうです。
しかし、ある音楽家が東京と沖縄のどちらが好きかという問いかけに、
どちらも大切だという意味を込め「ばかばかしい」と答えていたことに衝撃を受けました。
否定をして相手を貶めても何も生まれない、好きだというだけで良いと訴えました。
4番目の話し手は、小田原TMCのK池さん。タイトルは「深い愛」。
悪意のない方法で特定の個人をからかうという、上級の課題に挑戦です。
2人の異なる個性を持つ会長を引き合いに出し、からかい始めました。
最後は、小田原TMCに対する深い愛情を持つ2人なので、メンバーに対し、
これからも協力して小田原TMCを盛り上げましょうとまとめました。
なお、最優秀演説者には、サザンビーチTMCのお二人、K口さんとS木さんが輝きました。
さて、2つ目の演目は、「即興演説」となります。ここで司会をサザンビーチTMCの
I田さんに交代します。以下の5問が出題されました。
- 再訪したい場所は?
- 電車の中ではどのように過ごしますか?
- ○○断ちをするとしたら?
- 世代間格差についてどのように思いますか?
- 家族の愛について
なお、最優秀即興演説者は、一人暮らしの時に家族のありがたみを感じたT田さんが選ばれました。
続く「論評」の部では、小田原TMCのT中に司会を交代します。
I塚(小田原TMC)さん、N井さん(サザンビーチTMC)、M尾さん(小田原TMC)、
T田さん(サザンビーチTMC)の4名が、論評を行いました。
最優秀論評賞には、小田原TMCのM尾さんが選ばれました。
総合論評としては、T中から、例会全体と、論評者への振り返りが行われました。
まずは合同例会ということで、事前準備に奮闘したサザンビーチTMCのA部さんの活躍をたたえます。
また、「英語・外来語禁止」規則により、英語計測係に挑戦し、盛り上げていただいたA藤さんと
I井さんに感謝の言葉を送りました。
提案事項としては、見学の方がいらしたので、準備演説や即興演説などの意義や効果などを
丁寧に説明をするとなお良かったのではないかと述べました。
なお、英語計測係からは、英語・外来語の使用回数が発表されるとともに、
「スピーチ」など普段なにげなく使用している言葉に皆さん引っかかっていたと報告がありました。
難しいですね。
最後は、サザンビーチTMCの会長であるT部さんに締めの言葉をいただきました。
合同例会の準備にあたった実行委員に感謝の言葉を述べた後、「英語・外来語禁止」規則により、
若干、いつもと比べ「たどたどしかったのでは?」と笑いを誘いました。
見学にいらしたお客様からは、たどたどしくなどなく、素晴らしい例会だったと
お褒めの言葉をいただきました。
合同例会は、とても楽しく開催できました。
サザンビーチTMCの皆様、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします!
次回、見学のご参加をお待ちしています(^^)
例会参加のご連絡、お問い合わせこちらまで E-mail:odawara.tmc@gmail.com