7月16日(土)、小田原トーストマスターズクラブ(以下小田原TMC)の第73回例会が、おだわら市民交流センター会議室6にて開催されました。例会丸ごとテーブルトピックス(即興スピーチ)の特別ワークショップなこともあり、見学者2名と厚木座間TMC、目黒TMC、神奈川TMC、サザンビーチTMCからの参加者4名、計6名のゲストを迎えての活気のある例会となりました。
I塚会長のあいさつの後、さっそく当クラブのメンバーで2012年(直近)のテーブルトピックス日本語コンテスト優勝者である講師のM尾さんにバトンタッチし、ワークショップにうつりました。
ちなみに、テーブルトピックスとは即興スピーチのことで、その場でお題を出されて突然指名され、それに対して1分~2分半程度でスピーチする、というものです。
トーストマスターズクラブの例会(勉強会)プログラムの3本柱の1つ(ちなみに他は準備スピーチと論評です)であり、とっさに考える頭の回転や堂々と話す度胸などが身につき、日常のコミュニケーションの向上にとても役に立ちます。
さて、肝心の内容ですが、松尾さんが他のクラブでもワークショップをするため残念ながらここでは詳細な内容まではお伝えできないのですが、主な内容は
・入会間もない自分がなぜコンテストで優勝できたか(優勝までの軌跡)
・テーブルトピックスの上手い回答とは?
・テーブルトピックスのコツ(答え方の型=PREP法と時間の使い方、内容の膨らませ方)
・テーブルトピックスの練習×たくさん
といったもので、全体的に知識的なポイントはあえてかなり絞り、それを実践することを主眼として組まれていました。また、一方通行ではなくワーク以外でも質問を多用した双方向性のワークショップで参加者が全員1回以上発言できたのもすばらしかったですね!
これは、実践を重んじるトーストマスターズクラブの文化ともよく合っており、参加者にもとても好評で、練習の仕方など実践的な質問もいくつも出ていました。
(※PREP法については以前に当クラブのブログでも取り上げているのでもし良ければご覧ください
- 口癖で身につけるPREP法 :詳しい説明
ちなみに、比較的若いメンバーが多い小田原トーストマスターズクラブで「テーブルトピックスをより日常生活に活かせるようにして欲しい」という依頼人(教育担当)である私の意もとてもよく汲んでくれていた、すばらしいワークショップでした。
ワークショップの後の連絡事項では、この日を持って小田原トーストマスターズクラブを「卒業」するI井さんから最後のあいさつと、そして人生の後輩であるメンバーにぜひ読んでほしい本を紹介して下さいました。
ゲスト感想では、それぞれのゲストの方から前向きなコメントを頂き、特に他クラブのトーストマスターの方はコンテストへのよい刺激となったようでした。また、卒業したI井さんのあいさつに言及していただいた方もいて、改めてトーストマスターズクラブの温かさを感じました。
トーストマスターズクラブでは、通常の例会(勉強会)で学ぶだけでなく、今回のテーブルトピックスのように特別ワークショップを通じて特定分野を集中的に学ぶ機会もあります。また、普段の例会はもちろん、ワークショップの企画や運営も自分たちでするので、そこでの学びも大きいものです。
日常のコミュニケーションを高めたい方はもちろん、企画運営や人材育成に興味のある方(そしてもちろんそれ以外の方も)、ぜひ見学に来てみて下さいね!
次回、見学のご参加をお待ちしています(^^)