第110回 例会報告
2月3日(土)、小田原トーストマスターズクラブ(以下小田原TMC)の第110回例会が、小田原生涯学習センターけやきで開催されました。
「今日のトーストマスター(総合司会)」はI田で例会テーマを「この例会、誰かの業(わざ)でなっている」としました。一人一人の役割、そして、役割では見えない動きにより例会が開催されていることを再認識するとともに、やったことのないことにチャレンジしてみようという主旨でテーマ設定しました。
準備スピーチの部では、3名のスピーカーがスピーチを行いました。
最初のスピーカーは、基本マニュアル3つ目の「ポイントを押さえる」に挑戦するS藤さん。タイトルは「方法論オタクの悲劇」。
スキルが足りないと実感したときに、ついついとってしまう行動、本から知識を吸収すること。これ自体は良いことであるが、困ったことに方法論がわかるとなんとなくできたような気がしてしまい、結局行動に移さない。行動に移さないと永遠にスキルは身につかないということを再認識させてくれたスピーチでした。
2番目のスピーカーは基本マニュアル7つ目の「トピックのリサーチ」に挑戦するS水さん。
タイトルは「消化器の休日」
世界で飢餓に苦しむ子供達。日本では実感がわかないことから、食糧支援機構WFP(World Food Programme)に確認し、子供たちが提供を受けている食料と同じものを食べたところ、予想外においしかった。また、これにより消化器を休めることにもつながった。テーマが重くなりがちなところですが、ユーモアを交え、自分もやってみようかなと思わせるスピーチでした。
3番目のスピーカーは上級マニュアルの「情報を提供するスピーチ」に挑戦するS野さん。
タイトルは「選択」
珍しいジャガイモを作り、売れ行きが良かったものの、出荷までのさまざまな手間などの要因が生じた経験を味わった、農業を営む自身の経験を踏まえ、選択する際に大事なことは①「どんな選択をしてもリスクがある」、②「やると決めたら即座に実行」、③「振り返りをキチンとする」ことが非常に重要であることを教えてくれるスピーチでした。
最優秀スピーカー賞はS水さんでした。
続くテーブルトピックス(即興スピーチ)の部では、初のテーブルトピックスマスターのU江さん。
「最近ついていること」、「バレンタインでドキドキしたこと」、「雪の楽しい思い出」、「自分へのごほうび」、「じゅけんでやってよかったこと」など季節に合わせたテーマなどを取り入れ、約30分にもわたるテーブルトピックスを行いました。
ベストテーブルトピックス賞はY戸さん、I田、T田さん、S野さんの4名でした。
3つ目の「論評」の部では、T田さんの司会のもと、S藤さんにはT橋さん、S水さんにはY中さん、S野さんにはN村さんがそれぞれ論評を行いました。
3人ともスピーチの内容をよく理解し、良いところをたたえつつより伝わるスピーチにするための提案を独自の切り口で行っていました。
ベスト論評賞には、Y中さんが選ばれました。
総合論評としては、T田さんから本日の例会全体と各論評者について丁寧なフィードバックが行われました。
最後に、T田会長が終わりのあいさつを行い、無事閉会となりました。
他のクラブからのゲスト2名、見学者3名にお越しいただき、あっという間に2時間が過ぎた例会となりました。
次回の見学お待ちしております(^^)/