例会時の役割

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トーストマスターズでの例会での役割について

 トーストマスターズクラブは、互いに助け合う前向きな学びの場を提供することである。
そこでは、それぞれのメンバーは口述によるコミュニケーションとリーダーシップの
能力を向上させ、それによって自信をつけ自分自身の成長を図る。

1.えーとカウンター

例会の教育セッション中にえーとカウンターは、スピーカーが不要で無意味な「あー」「うー」などで 言葉の途切れを埋めた回数を数え、総合論評の前に報告する。

2.計時係

   <例会当日、例会開始前>

例会が始まるに、計時係はストップウォッチとタイマーライトが正しく作動するか確認しておく。 また、タイマーシートを 手元に置く。

  <例会中>

計時係は、計測、 青・黄・赤のカードを提示、 記録 の3つの作業を行う。

テーブルトピックで計時係が指名されて話す場合、近くに座っているひとに代わりを依頼する。

計時係はそれぞれのスピーチが何分何秒かかったかを、司会者、総合論評者、 テーブルトピックマスター の求めに従って報告する。

この報告を受け、それぞれの出席者はアジェンダの”timing table “に記入し、どのスピーカーが時間の調節が上手であったかを把握する。

3.準備スピーカー

<例会前>

マニュアルをよく読んで、自分のプロジェクトの内容を理解し、それに基づいてスピーチ原稿を作る。スピーチはマニュアルの要求を満たすものでなければならない。

わからないことや気になることがあったら、メンターに相談する。

自分のスピーチの題、プロジェクト、スピーチの長さが決まったら、司会者に連絡する。

<例会当日 例会開始前>

準備スピーカーは自分のスピーチマニュアル(CCマニュアル;Competent Communicator Manualなど )を自分の担当論評者に渡す。 それとは別にもし該当するものがあれば、準備スピーカーは自分のCLマニュアル(Competent Leader Manual )を ほかにロールがある人と同様、決められた相手と交換する。

4.論評者

論評者は、準備スピーカーのスピーチの良いところをできるだけ多く見出す。。

論評は肯定的であり、 それによってスピーカーが自分のスピーチ能力を高められるような建設的な助言を与えるものでなければならない。

論評はスピーカーが次のスピーチを目指してもっとがんばれるよう、励ますものでなければならない。

<例会前>

論評者は自分が担当するスピーカーのプロジェクトの内容を確認する。

<例会中>

論評者 は 論評セッションで スピーチの論評を行う。

論評者は マニュアルをよく読んでおき、当日の論評は、スピーカーのスピーチがどのくらいマニュアルからの課題を達成していたかを中心に行う。

もっと詳しく論評者について知るためには、巻末の付録にある Evaluation とは?”を参照にしてください。

論評が終わったら、論評者はスピーカーのマニュアルの必要なページに書き込む。

5.テーブルトピックマスター

テーブルトピックは、とっさに答える能力を高めるためのセッションである。

テーブルトピックマスターが用意する質問は ユニークでわかりやすいものが望ましい。

<例会前>

テーブルトピックマスターは ロール担当者以外を優先的に当てるために、アクティブ・メンバーのリストに当日のロールを書き加えたものを準備する。準備の仕方がわからないときは、メンターか教育担当副会長に聞く

<例会中>

テーブルトピックセッションが始まる時に、テーブルトピックスマスターは 1人のスピーカーの持ち時間が2分であることを全員に確認する。

みんなが答えを考えられるよう、全員に対してまず質問をしてから、回答者を指名していく。 途中で質問が足らなくならないよう、十分質問を用意しておく。

その日の会の進行具合によっては、このテーブルセッションで時間の調整をすることがある。テーブルトピックマスターはそれを念頭に入れ、多少の時間の融通がきくように    セッションを組み立てる。当日は、司会者の要請にしたがって時間を調整していく。

司会者に司会を戻す前に、時間の確認をする。

(注:TTMはCLマニュアルをGrammarian と交換する)

6.総合論評

総合論評者は例会当日の、例会に関するすべてのことに対して、肯定的、建設的論評をおこなう。ただし、準備スピーチについては触れない。

<例会前>

例会の前に司会者と打ち合わせをしておく。

<例会中>

総合論評の司会をする。開始時、どの論評者も一人の持ち時間が3分であることを確認する。

総合論評において、例会全体について論評をする。

肯定的な論評に改善点を一つ添えることは論評セッションと同様である。

ただし、総合論評者は準備スピーチについては触れない。主としてロールテーカーがどんなにうまく仕事をこなしたかについて述べる。

総合論評の前に 「今日の言葉」、えーとカウンター、文法係、に報告をしてもらう。

7.司会者

司会者は例会全体を、調整して運営し、円滑に進行させる。

そして例会に友好的で暖かい雰囲気をつくりだす。

<例会前>

1.教育担当副会長のメールから、当日のメンバーの役割を確認する。

2.アジェンダを完成させる。アジェンダができたら、それを 20部コピーする。       立て替えたコピー代の領収書を会計に渡して、払い戻してもらう。

3.司会者は スピーチ情報(スピーチの題、長さ、マニュアルとプロジェクト)をスピーカーに送るよう依頼する。

4. TMOD司会者は、準備スピーカー、テーブルトピックマスター、論評者 の紹介のために 最近のニュースなどの情報を事前に得ておいてもよい。

<例会中>

司会者は 例会をアジェンダに従って 進行させる。

オープニングで「今日の言葉」、計時係、えーとカウンター、文法係、集計係を紹介して、 それぞれの役割を説明してもらう。

準備スピーチセッションでスピーカーを紹介する際は、スピーカーの名前の後、必ずスピーチのタイトル、マニュアル名、プロジェクトナンバー、時間 を忘れず紹介する。

準備スピーチの終わりに、司会者は全員に一分間提供し コメントシートにコメントを書いてもらう。このコメントシートは、例会終了後、個人個人でスピーカーに手渡す。

8.文法係

文法係は 以下のようなことを報告する。

1 例会中に使われた、役に立つ、あるいはおもしろい表現

2 例会中にみられた誤った文法、語法などと、その訂正

8.今日の言葉

使用しやすい言葉を選んで提示する。選んだ理由を簡単に説明し、例会中に使用してもらえるよう促す。例会中の使用回数を数えて、総合論評の前に発表する。

付録「Evaluationって 何だろう?」

Evaluation(論評)とは、スピーカーのスピーチに即応する、ユニークで効果的な方法のことをいいます。

Evaluationは 個人的な意見の表現です。

したがって、Evaluationにおいて「こうするべきだ、こうしなければならない」といった表現は慎むべきです。そうではなく、Evaluatorは「これこれのことをすると、あなたのスピーチがよくなると思う」とか、「私の意見としては、こんな風にすると、あなたのスピーチはもっと心に響くと思う」などと言うのです。

Evaluation はEvaluator の個人的な意見の表現ですから、スピーカーはそれを聞き入れてもいいし、聞き入れなくてもいいのです。